脳卒中とは何か?わかりやすく簡単に調べてみました。 [健康]
脳卒中とは【脳血管障害】を大きく三つに分
けた症状「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出
血」の総称です。その中の、脳梗塞は脳内の
血管が詰まる症状で脳出血は脳内の血管が破
れる状態を指し、くも膜下出血はくも膜の下
の脳脊髄液(のうせきずいえき)という液体の
部分に出血するのがくも膜下出血です。
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脳梗塞にも大きく分けて三つの症状がありま
す。
1.アテローム血栓性脳梗塞
頸動脈や脳の太い血管が詰まり、血流が途絶
えてできる大きめの梗塞です。血管が徐々に
詰まっていく状態では、症状が数時間から数
日にわたって段階的に進み詰まる場所によっ
て様々な障害が現れます。
2.ラクナ梗塞
脳動脈の細い血管が詰まってできる小さめの
梗塞で極めて小さな梗塞であれば、自覚症状
がなく、無症候性脳梗塞と呼んでいます
3.心原性脳塞栓症
心臓でできた血栓が脳動脈に流れ込み、血管
を詰まらせるために起こります。突発的に起
こり症状も急激に現れ、体の片側に麻痺や感
覚障害が現れたり、失語、失行、意識障害を
伴ったりもします。
脳出血とは脳に栄養を送っている血管が何ら
かの原因で破れ、そこから脳の中に出血する
状態を脳出血といいます。そのために意識障
害、運動麻痺、感覚障害などの様々な症状が
現れます。
くも膜下出血は脳の表面の血管にできる動脈
瘤がが破れて、くも膜下腔内に出血が広がる
病気です。くも膜下出血は、脳卒中の中でも
重症化と死亡率が最も高く死亡率はくも膜下
出血になった人の30%以上にもなります。
脳卒中は、入院治療が基本です。後遺症など
治療後の回復状態を良好に保つためには早期
発見・早期搬送が決め手になります。発症か
ら入院治療までの時間をできる限り短く、3
時間以内に到着することがその後の明暗を大
きく分けます。
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