目ヤニ の原因ってなに？ 寝起きに粘つく目ヤニ何が原因なの？

朝、起きたらたいていの人は目ヤニが出ていますよね。これは普通に自然な事なのです。しかし突然朝、目が覚めると目ヤニが多くなっている、眼が開けずらい程の目ヤニがついているって事あるんです。
ではなぜ目ヤニは出るのでしょうか？

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まぶたの裏からの粘りけのある液体は、目からウイルスや細菌、ゴミなどの異物から目を守るためにあります。人間の体は常に代謝活動を行っており、異物や老廃物を排除しようとしています。
まばたきのたびに目の膜が張りなおされ、目の表面についたゴミや老廃物は涙に洗い流されます。

汚い話、ゴミが涙と一緒に鼻涙管を通り鼻へ移動して、鼻水や鼻くそになるんです。

なぜ目ヤニは朝起きるとついているのか？
日中過ごしていても何度も目ヤニが出るという経験をした人は少ないと思います。基本的に起きている時はまばたきをすることで老廃物とかゴミなどを鼻の方へ移動しているからです。寝ている間はまばたきもできずに老廃物やゴミなど鼻の方に流せないので、鼻水が鼻くそにならずに目ヤニとして、朝起きたら必ずと言っていいほど目じりに溜まっている。と言うのが理由のようです。

目ヤニが大量に出る理由として
朝起きた時に多少の目ヤニがついていることは自然のことです。しかし、代謝活動だけではなく細菌やウイルスなどの異物の原因でも目ヤニが分泌されます。
この場合細菌やウイルスと戦った白血球の死骸などが目ヤニに含まれ通常の色や粘着きの状態によって病気の種類も違ってきます。

・白や黒[→]自然な乾燥状態[→]通常の目ヤニ
・黄緑色[→]ドロッとしてる[→]細菌による感染症
・透明や白[→]サラサラしてる[→]花粉症が原因で炎症によるもの
・透明や白[→]ドロッとしてる[→]ウイルス感染が原因の場合

細菌性結膜炎・・・細菌より感染することによって発症します。目にゴロゴロとした感覚と黄緑色のドロッとした目ヤニが特徴です。

ウイルス性結膜炎・・・細菌性結膜炎と症状は同じですが、サラサラとした目ヤニがよく出ます。伝染性も強いため周囲に感染する可能性があります。

アレルギー性結膜炎・・・花粉やハウスダストなどその人にアレルゲンとなる物質で起こる結膜炎です。糸をひくような透明や白のサラサラした目ヤニがでます。かゆみが強いが伝染性はありません。

■風邪をひいている
目と鼻は繋がっています。風邪や鼻炎の時は鼻水が逆流して目ヤニが出やすくなります。また風邪のウイルスを体外に排除しとうとして目ヤニが多く出るようです。

■コンタクトレンズをつけっぱなしで寝ない
コンタクトレンズをしたまま寝てしまうと、結膜炎、角膜浮腫、角膜上皮障害などの病気が発生する危険性があります。また目ている時は眼球が動いているため装着したまま寝てしまうと目を傷つけてしまう事になってしまいます。

■まとめ
・汚い手で目を触らない。
・タオルの使いまわしをしない。
・コンタクトレンズを使用方法を守る。
・目ヤニがでたときはキレイなティシュを使って雑菌などを目に入れないように気を付けましょう。
・異常な目ヤニが出た場合には、すぐに眼科の医師の診断をうけましょう。

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タグ：寝起き 目ヤニ 原因