耳かきをしてもかゆい・・耳掃除のし過ぎは危険・・? 耳鼻科へ!! [健康]
耳がかゆくて仕方がない・・・いつも耳かきをしていたい・・・という経験ありますか?自身にはあります。
耳がかゆいからと言って耳掃除しすぎると、かゆみを抑えるのではなく、かゆみを誘発してしまいます。
自身はもともと外耳道炎をもっていました。そしてたまに耳かきで掻き過ぎて、ジクジクしていました。
ジクジクしても耳かきは手放されません。
(ほんとそれくらいかゆいんです)外耳道に頻繁に刺激を与え続けてしまった結果、自身の耳は真菌に侵されてしまいました。そうカビです。
耳は脳にもつながっている大変デリケートな所です。
だから乱暴に扱うととんでもないことになるんです。
かさぶたができる事もあるし、またガリガリ掻いてしまうのです。
耳の中にカビがはえるなんて・・・信じられませんでした。
しかし耳鼻科に行くまでの症状としては、耳が痛いだけではなく脈打つような痛さを感じ、自分の声が頭の中でしていて、耳が詰まった感じで聞こえづらくなりました。
耳からは耳垂れのようななにか液体のようなものがあふれてティシュをあてて耳鼻科に行った覚えがあります。
綿棒には黒いすすのようなものがついていました。
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外耳道真菌症と診断されました。
カビの駆除は大変です。少し良くなったと思ったら、「また真菌がついている」と先生に言われ時間がかかりました。
耳の中はひどい事になっていても、自分では見る事が出来ません。
耳にカビが生える場所は外耳と言って鼓膜の外側になります。
ここが炎症を起こしても聴力には問題はありませんが、何かの拍子に鼓膜の内側にカビがはえてしまった場合聴力が低下する可能性もあります。
■カビがはえやすい耳の特徴
①外耳炎を発症している人で、耳の穴の入口から鼓膜までの部分に炎症を起こしている場合です。
かゆみがあり掻き過ぎたせいで耳が痛くなり、ひどくなると腫れあがったりします。
(それでも耳はかゆい)普段よりも抵抗力が下がっているため、カビの菌が付くと一気に繁殖してしまうのです。また外耳炎の人は、耳に傷ができている場合が多く、こういった状態でカビが繁殖しやすくなっているのです。
②イヤホンや補聴器は直接耳の中に入れる物ですから、清潔に扱わないとカビ菌がついてしまう場合があります。
最近のイヤホンは気密性がしっかりしていて、音も漏れにくくなっています。
ずっと耳に入れている人が多いです。補聴器だって同じです。
すると、耳の中の換気が悪くなってしまい、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
綿棒も清潔なものをつかってください。
それから綿棒は両耳に同じ方を入れないでください。
もしかして片耳が真菌で侵されているかもしれないところを、同じ綿棒で耳をほじったら大変なことになります。
③ストレスなどで免疫が低下しているとカビ菌に侵されてしまいます。
糖尿病にかかっている人は免疫が低下しています。
ストレスで免疫が低下していることは自分でも気づきにくいので体調管理はしっかりと行ってください。
■耳のカビを治すには
耳にカビがはえてしまったら、まずはキレイに真菌をとり除き消毒をします。
そして抗真菌症の軟膏を塗ります。
真菌がとれても、また真菌は増えます。
根気強く治療にかよわなければなりません。
1ヶ月~数か月治療に通わなくてはならないでしょう。治療は繰り返し行われることによって真菌は治せます。
■まとめ
耳の中はとてもデリケートです。耳掃除の時は優しくしましょう。
かかなくて済むに越したことはないんですが・・・(気持ちわかります)
竹でできた耳かきはカビがはえやすいと聞いたことがあります。
出来たらプラスチックやステンレスでできたものか、綿棒で掃除することをお勧めします。
耳があまりにもかゆいときは耳鼻科を受診しましょう。
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