庄司智春もなった!痛い痛いアニサキスその症状の現れ方について [健康]
お笑いコンビ品川庄司の庄司智春が10日の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で寄生虫のアニサキス中毒にかかったことがある体験談を語ってくれました。
番組は最近アニサキスの患者が急増しているアニサキス中毒を特集していました。生魚などに寄生している虫で胃の中に入ることで胃壁や腸壁などに潜り込んで激痛を引き起こします。
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庄司は昨年地方ロケで「鮭いくら丼」を食べたらしいのですが、夜中に猛烈な胃の痛みで目覚めたという。
間隔をおいて痛みが襲い掛かってくるらしいのですが、全く朝まで眠れず病院に行ったところ、最初の病院では胃けいれんと診断されるも、なかなか改善されないので違う病院の診断を受けたところ、「アニサキスいるかもしれない」と内視鏡を入れられたそうです。
驚いたのはその数、医者から「たくさんいるよ」と言われすぐに4匹は発見されたらしいのですが、その後10時間かけてアニサキス8匹を除去したらしです。
1匹でもいたらのたうち回るくらいの痛さだと聞きましたが、8匹は尋常じゃない数。相当辛い目に合ったでしょう。
■アニサキス症とはどのような感染症か
アニサキスは回虫の仲間で、成虫はクジラやイルカの胃に寄生しているようです。
アニサキスの幼虫はイカやサバなどの内臓の表面にとぐろをまいているくらい長いもので、長さ2,3センチの幼虫が人の胃壁や腸壁などにかみつきます。
胃アニサキス症とよばれます。アニサキス症は比較的寒い時期に発症し「冬の食中毒」といわれています。
■アニサキスの症状
海産魚類を食べた後3~4時間後には激しい胃痛、吐き気、嘔吐が襲い掛かります。
まれにじんま疹のような発疹とか全身のかゆみが現れます。アニサキスに対するアレルギー反応だと思われます。
また1週間位して発症する人はひどい腹痛が起こり胃ではなく腸に侵入している腸アニサキス症にかかっていると思われます。
■アニサキス症の検査と治療法
胃アニサキス症は内視鏡を使って虫をつまみ出します。腸アニサキス症はなかなか見つけ出すのが困難でX線や超音波などで腸を調べます。
胃アニサキス症だと内視鏡で虫をつまみ出します。排除すると痛みが全くなくなります。アニサキスは人体中では1週間程で死んでしまいます。もしも、虫を排除できなくても対処療法だけで治ります。
※海産魚類を食べて3〜4時間後に急におなかや胃が痛くなったら、消化器内科のある病院を受診しましょう。
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2017-05-11 18:29
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