外来種ヒアリは強毒性のアリ、ヒアリの特徴と刺された時の対処法 [ニュース]
また外国からの侵入者のアリが国内に入ってきた。名前は「ヒアリ」強い毒をもち、人が刺されると死に至るケースもあるらしい。
「ヒアリ」は5月26日兵庫県尼崎市ではじめて発見された。中国から貨物船で運ばれたコンテナの内部にいるのを尼崎市で見つけ、消毒をして死滅させた。
環境省外来生物対策室によると発見されたのは、家電製品が入っていたコンテナ1個からで「確認できただけで数百匹以上。卵や幼虫、さなぎもいた。コロニー(集団)を作っていた」と語る。
環境省は「現時点でヒアリが定着し繁殖している可能性は低い」としているが念のため周辺に侵入していないか緊急調査を始めている。
「ヒアリ」は原産が南米中部、生息地はアメリカ・中国・オーストラリアなど。アメリカでは多数の死者がでているという。
『火蟻』とも明記され、赤茶色で体長が2.5~2.6㎜ほどの大きさで刺されるとやけどのような激痛が起き(スズメバチにでも刺されたような感覚)大きなアゴでかみついたあと、おしりの毒針で何度も刺すなど攻撃性が強く、かゆみや動悸などを引き起こします。まるで殺人鬼のようですね!
「ヒアリ」の毒性は個人差があり、刺されてから20分~30分のは安静にして体調の変化に注意する。
軽度・・・熱いと感じる激しい痛みやかゆみなどの症状がでます。(10時間ほどで膿が出ます)
中度・・・部分的または全身にかゆみが出ます。(じんましんが現れます)
重度・・・息苦しさや激しい動悸やめまいなどを引き起こし、昏睡状態になって生命の危機を伴います。(ハチの毒アレルギーの人は特に気を付けて下さい。アナフィラキシーの可能性が高いです)
普通に生活していてあまり危険と思った事もないアリが、死に至らしめる生物だったら・・・と思ったらとても怖いですよね。大人でも区別がつかないのに子供がもし触ったりでもしたら・・・と思うとゾッとします。
セアカゴケグモと同様にどこに潜んでいるかわかりません。既に台湾で生息、定着が確認されています。今後も国内に入ってくる恐れはあります。
とても危険な生物で小さいだけに油断が出来ません。もし発見したら素手では触らないように。熱湯をかけて駆除する方法もありますが、近畿地方環境事務所野生生物課や保健所、警察へ連絡をしてほしいとのことです。
スポンサードリンク
2017-06-17 17:11
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0