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お相撲さんの四股名ってどうゆうふうに付けられるの?その由来は? [相撲]

四股名(しこな)とは相撲界における力士の名前を表します。力士が土俵上に登場して、体を動かす、ウオーミングアップで四股を踏むところからつけられたとされています。四股名は現在のように興行でお客さんからお金をいただくようになった江戸時代から、本格的に四股名を名乗るようになったといわれています。


もともとは醜(しこ)と書かれていたそうです。大地の悪霊や汚らわしい虫などを踏みつけて神聖なる土地にするような意味と「たくましい」く戦う姿勢として、醜(しこ)を踏むといわれてきました。


四股.jpg
 






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千代の〇〇、琴〇〇、〇〇富士、武〇〇、貴〇〇とか名前を見ただけでどこの部屋なのかわかる四股名がたくさんあります。


しかし、その四股名はいつ付けるのでしょうか?部屋に入門したらすぐにつけてもらえるものなのでしょうか…?


四股名はまだまだ後のようです。入幕間もない力士は当然本名で相撲をとり、十両昇進してから四股名に変えるのがほとんどですが、中には、「高安」や「遠藤」や「宇良」など若手力士の四股名が本名のままという力士もいますよね。


もちろん四股名は本名でもいいことになっています。本名のままで横綱になった力士と言えば「輪島」です。「輪島」はスピード出世で、初土俵から3年で横綱まで上り詰めました。すごいですね!


あれから本名のままの横綱は出ていません。「高安」「遠藤」「宇良」などにも頑張って横綱昇進してもらいたいですね。


四股名は基本、部屋の親方に付けてもらいますが、後援会や両親の意見を参考に付けたり、本人が付けたり…いろんな決め方があります。


改名してまた改名することもあるそうです。各場所の千秋楽から番付編成会議までの間に改名届を出して承認されれば改名できます。


なかなか番付けが上がらなかったり、ケガが多かったり…休場明けの時に四股名をかえてくるときがあるそうです。それまで応援してくれてるファン達が紛らわしくないように、「ノ」~「乃」にして少し替えてみたりするそうです。


では四股名はどうやって付けられるのでしょうか?四股名は出身地の地名や生き物、自然界、部屋の出世力士などからつけられるようです。外国人力士の「戦斗竜」(せんとりゅう)はアメリカ・セントルイス出身なのでこのような名前になったそうです。



今までにあった四股名の珍名称…


・三毛猫 泣太郎(ミケネコ ナキタロウ)
・子猫 三毛蔵(コネコ ミケゾウ)
・馬鹿の勇介(バカノユウスケ)
・自転車 早太郎(ジテンシャ ハヤタロウ)
・猪シ 鍋吉(イノシシ ナベキチ)
・大丈夫 吾三郎(ダイジョウブ ゴサブロウ)
・凸凹 太郎(デコボコ タロウ)
・〆切り 玉太郎(シメキリ タマタロウ)



キラ☆キラ四股名力士


・大露羅 敏(オーロラ サトシ)
・力優士 勝(リキユウシ ショウ)
・右肩上 博保(ミギカタアガリ ヒロヤス)
・宇瑠虎 太郎(ウルトラ タロウ)
・光源治 晴(ヒカルゲンジ ハル)
・湘南乃海 桃太郎(ショウナンノウミ モモタロウ)



★あとがき


相撲において四股名はなくてはならないものです。珍名からキラ☆キラ四股名まで実に様々な四股名があります。今後も名前に恥じないような活躍を願います。相撲ファンからすれば強さだけではなく、変わった四股名だったりすると覚えやすいですよね!今の相撲界はおもしろいです。四股名を通してそのルーツを知ることができたらなおもしろいですね!






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