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不正出血 生理じゃないのに・・・どんな病気の可能性がある? [健康]

台湾出身のタレント、インリン(41)がブログで自身が
不正出血が心配で病院の診察を受けている事を明かしました。

今回は、女性の不正出血について調べてみました。

もしかしたら女性のみなさんも1度や2度の経験はある
のではないでしょうか?
生理でもない時にに出血があるのが不正出血です。
原因はなんでしょう。女性の身体は複雑です。
生理とは子宮内膜が月経の周期に合わせて子宮内膜は厚み
を増し、生理前には約1cmほどの厚みになって、月経が
始まると、表面の組織が剥がれ落ちて経血として流れ出ます。
正常な月経周期なら25日~38日出血の日数は、3日~7日
となっています。

不正出血2.jpg
 

 


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この時期以外の、性器からの出血、おりものに血が混じったり、
月経と月経の間に出血がみられた場合。また、数か月に一度
突然の出血でそれがナプキンが間に合わないほどの出血だった
り・・・「少し血がついていた」とか「いつもじゃないから」
と自己判断をするには危険です。

生理が始まって間もない思春期のときや、生理が終わる更年期
などには、ホルモンの分泌の異常によるものがあります。


 不正出血1.jpg


不正出血は大きく分けて、器質性出血と機能性出血の2種類
があります。
器質性出血の場合は、子宮や卵巣、膣などに何らかの異常が
あるために起こるものです。例えば子宮の腫瘍などの異常に
よるものですが、これには良性と悪性があります。

良性は、「子宮筋腫」「子宮内膜症」「支給膣部びらん」
「子宮頚管ポリープ」「子宮内膜ポリープ」などがあります。

悪性は、「子宮頸がん」「子宮体がん」「卵管がん」「膣がん」
「外陰がん」「子宮肉腫」などがあります。

機能性出血の場合は卵巣機能と関係がありその働きが衰える、
更年期にあたります。また思春期の子宮や卵巣が未発達な時期
も出血する場合があります。機能性出血の原因はホルモンの
分泌のバランスの崩れにあります。更年期時の時は、ストレス
や不規則な生活が続くとホルモンのバランスが崩れて不正出血
の原因になります。

その他不正出血でおきるもの
血液疾患によるもの「白血病」「血小板減少性紫斑病」
妊娠によるもの「切迫性流早産」「子宮外妊娠」

増え続けているのは子宮筋腫と子宮内膜症です。
「子宮筋腫」は今では4人に一人がかかっている病気で、子宮
の筋肉層にこぶなどの腫瘍ができるのです。
症状としては生理期間が長くなったり、レバー状の塊がたくさん
出たり、月経痛が激しいなどの症状があります。

「子宮内膜症」は月経痛は激しい痛みから始まり、不正出血や
出血量も多いです。これは子宮内膜の組織が本来あるべき所
以外に発生して、増殖する病気です。月経周期に合わせて
増殖や剥離を繰り返して増殖する病気です。

不正出血.jpg
 

不正出血の症状が出た時に一番心配なのは「子宮がん」です。

「子宮がん」には「子宮頸がん」と「子宮体がん」があります。
「子宮頸がん」は、比較的若い方に多い病気で、子宮の入口に
できるがんです。初期症状はあまり感じませんが、進行すると
不正出血や匂いの強いおりもの、下腹部の痛みや腰痛がでます。

「子宮体がん」は子宮の内部にできるがんで、子宮内膜に近い
部分にできます。50代に多く、初期症状には不正出血があります。
閉経したあとに出血するので変化には気づきやすいです。
進行すると腹痛とともに悪臭のあるおりものに血が混じっていた
りします。

不正出血は病気のサインです。30歳を過ぎたら子宮がんの定期
検診を受けましょう。まだまだ女性の定期健診率は諸外国に比べ
低いものです。自分の身体は自分で気を付け見つめなければなり
ません。

不正出血3.jpg
  




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