ガンの経験者がいう 「頑張れ」「負けないで」は辛い言葉 [健康]
私たちの体は約60兆個の細胞でできています。体の中の細胞は何もせずとも絶えず分裂しています。そしてまた新しく細胞が生まれ変わっています。
発ガン物質などの影響で遺伝子が突然変異しガンが発症してしまうようです。
しかしそこですぐにガンになるものではなく、突然変異した細胞は体内の免疫細胞の標的となり攻撃され死滅していくのが通常ですが、免疫細胞の攻撃を逃れて生き残ってしまうのが「ガン細胞」です。
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そんなガン患者、今では日本人の生涯2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで死亡しています。
このようにガンはあらゆる病気のなかでも死因第1位となる身近な病気です。
もし、家族や友人、同僚などからガンを告白されたら・・・あなたならどうしますか?
もし「わたしはガンです」と告白されたらどうしますか?
告白された側は動揺を隠しきれないはず。そしてどうしても元気づけようとしてもしかして「頑張って」「負けないで」と言ってしまってるところはありませんか?
ガン患者は言います。打ち明けるまで様々な葛藤があったはず。相手がどのような反応を示すのかさえ想定しながら・・・。
なりたくて病気になったわけじゃない。そんな思いで相手に告白するのだから信頼されて話をしてくれたのだと思います。
「頑張れ」「絶対治るよ」という言葉が辛い言葉だと知っていましたか?
「こんなにも頑張っているのに・・・」根拠のない言葉がガン患者を苦しめるのです。
逆に支えてくれるのは「ただ話をきいてあげる事」だそうです。また、旅行やランチなど少し先延ばしの計画をたてて共通の目標を作るのがおすすめなんだそうです。
仕事先では今後の方針も含めて、会社側と話し合いをしなくてはならないが、治療後は以前と変わらぬ仕事量をこなすことは難しい。
勤務時間や仕事量を今の体調でどこまでできるのかなど会社と相談しておくことで、負い目や焦ることなく仕事に打ち込めるのではないのでしょうか?
親族からの報告を受けたときには、関係性が近いからこそ容易に他の親族に知らせることは控えるべきでしょう。
一番近い親族の場合治療方法などを一緒になって調べたり、一緒にいるだけでいいと思うんです。
相手の立場になって言葉の選び方には注意が必要です。
具体的な提案で陰ながら助けてくれる方がありがたいようです。
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