貧乏ゆすりをなぜか・・・いつの間にかしてしまう人の心理?? [心理学]
視界に入る範囲内で「貧乏ゆすり」をされるとこっちの方が注意散漫になるしイライラしてきます。
その人に何も恨みはないんですけど、憎たらしい感情まで芽生えてきます。
電車の中で、スマホをいじりながらゲームをしている若者や、病院の待合室で順番待ちしている患者さん、会議の時小刻みに動かしている疲れたサラリーマンといった誰でも一回は見たことがある光景です。
「貧乏ゆすり」をしている人は無意識にしていることが多いようです。
癖になっているから止められないのです。
特に「貧乏ゆすり」は男性に多いかと思います。
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では、なぜ「貧乏ゆすり」をするんでしょうか?心理的な意味合いは何なのか少し調べてみました。
「貧乏ゆすり」という名称の由来は・・?
貧乏人がせかせか動いているように、高貴な人からは見えるからとか、貧乏人が緊張のあまり、足をゆすっていたからとかいいます。
また原因としては未だ解決していませんが、何もしないという行為はとても不安な感情を抱いてしまうものだそうです。
それを解消するための気を紛らわすしぐさなようです。
また、「貧乏ゆすり」をしている人が欲求不満やストレスなどを抱えている人達に多く、本能的に脳をリラックスさせるという意味合いがあるのではないかと言われています。
「貧乏ゆすりは」はたから見ても、その人が何かにイライラしている風にしか見えません。
心理的には「過度なストレス」があげられます。
これを解消するために体を揺らしたり、足をゆすったりという事が言われているのです。心理学的には転移行動というものらしいです。
常日頃から強いストレスを感じて自然に出てくるものなら、自分なりにリラックスできる方法を探しましょう。
例えばコーヒーを飲んで気持ちを落ち着けたり、好きな趣味に没頭したり、軽めのストレッチをしたり、ガムを噛んだり・・・気分転換になるものを探してみてはいかがでしょうか。
また、心理的な要因以外でも「足が寒い」などの理由で「貧乏ゆすり」を無意識でしてしまう人がいます。
特に座っている時は足の血行が悪いため、冷えやすくなります。この冷えがストレスとなって「貧乏ゆすり」をしてしまう原因にもなります。
また医学的には、ずっと同じような姿勢で椅子に座っていると下半身の血流が滞ってしまいます。
つまりエコノミークラス症候群を回避するために無意識に貧乏ゆすりをすることになります。
やはり「貧乏ゆすり」は一般的にマイナスイメージになりやすいと思います。
貧乏ゆすりの根本的な原因はなにか?原因を回避すればいい話ですが、当人にとってはそんなに簡単に解決はできないでしょう。
自分では気づきにくいので、もし、誰かに指摘されてわかっているのなら、周りにも迷惑がかかるのでやめましょう。
また「貧乏ゆすり」をする人に嫌悪感を抱かずにもう少し理解をもって接してください。
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