殺人アリ「ヒアリ」その凶暴な針よりももっとすごい天敵がいた! [ニュース]
殺人アリ「ヒアリ」神戸港のコンテナの中から発見されてから今まで、その恐怖はまだ拭いされない。
体長は2.5㎜~2.6㎜、地を這うスズメバチだ。
神戸港のコンテナから見つかって数日、防御線をはっていたらしいが、ここにきて100匹がアスファルトのはがれた亀裂部分からヒアリが見つかったらしい。
今回は中国からのコンテナが一時保管されていた場所の近くで見つかったようだ。
ハチのように針を皮膚に残すのではなく、毒針で何度も刺すほどの凶暴なヒアリだ。刺されると火傷のような激しい痛みを生じ、かゆみや動悸などを引き起こし、アナフィラキシーショックによる死亡例もあるという。
日本には外来種は2000種類以上いるといわれています。これはあくまで目で見て分かる大きさのものです。どんなに水際対策したところで、人間の出入りするところに外来種の侵入がつきものです。
海外でのヒアリは農業への影響も深刻で、ありとあらゆる作物を食い荒らしたり、電気設備を破壊するなど経済にもたらす損失は年間で数千億円に昇ると言われています。
そもそもヒアリには天敵がいるはずです。原産地は南米中部ですが、今では中国・フィリピン・台湾・オーストラリア等広範囲に定着してしまったのです。
ブラジル・アマゾンには天敵がいて生態系を変える事はありませんが、天敵のいない諸外国にヒアリを運んでしまったことから、天敵のいない国々で大繁殖しています。
では無敵なヒアリの天敵とはどのような生き物なのでしょうか?それはアマゾンに生息する「ノミバエ」です。
ノミバエはヒアリが出すフェロモンを感知してヒアリの巣を見つけ出します。そして、腹部のトゲをヒアリに突き刺し、一気に200個の卵を産みつけます。そして寄生させます。孵化した幼虫はヒアリの体液を吸って成長します。
成長したノミバエはヒアリの頭部に向かって移動し、次にヒアリの脳を食べて酵素を分泌します。たちまち頭部はドロドロに溶かされて、ついには頭部がボロッと取れ、転げ落ちたヒアリの口からはたくさんのノミバエの成虫が現れるらしいです。これはエイリアンより恐ろしいです。
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2017-06-26 11:52
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