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子供の姿をよく見ていますか?「いい子症候群」にはなっていませんか? [子育て]

「いい子症候群」と聞いて、自分の子供をどのように見て感じていますか?


「いい子症候群」とは大人から見てとても「いい子」でいようとする子供達のことをいいます。だから大人たちからみて嫌なことはしない、大人のいう通りにしか行動ができない、自分の気持ちを抑え込んでしまっている子供の事をいいます。


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大人の顔色をうかがってばかり・・・”自分はこうしたいのに”という欲求を抑えてしまう事になるのです。


「いい子症候群」の子供は大人のいう事ばかり、大人の都合の良い事を察知してしまうアンテナが発達しすぎて、未熟な自分を隠してしまったりします。ちょっとしたトラブルの回避もできないまま成長するといった、コミュニケーション能力が落ちる子供になってしまいます。


どうしても前提に「うちの子は大丈夫」と思っておられる保護者の方はたくさんいると思います。大人からすれば「いう事を聞く素直な子供」と思っておられる方はたくさんいると思います。


しかし子供の方もそのストレスを感じ、家の外ではいじめる側になってしまっていたり、幼稚園や小学校で先生のいう事を聞かなかったり・・・という行為に出てきたりします。



◇では、ここで「いい子症候群」になっているか確認できるチェックポイントをご紹介したいと思います。


①自分で決められない
自分で好きなものが決められなかったりして、人頼りになってしまったりします。親に怒られないように両親がそれでよかったら・・・という考えになります。


②子供らしい子供じゃない
駄々をこねて、泣いてぐずることがない。子供だったらありえる行動も、感情を素直に表に出さないといった子供。


③反抗期がなかった
何も手をやいたことがないという子供。反抗期はあって当たり前のことです。大人からすれば手のかからない育てやすい子と感じるかもしれませんが、反抗するという事は自分の意志を持ち成長してる意味を持ちます。


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◇どうして「いい子」になろうと思うのか?


しつけとしてある程度の言葉の押し付けがあるのは仕方のない事です。大勢いる場所では「いい子にしていなさい」とか「静かにしていなさい」とか大人が言ってしまいますよね?


大人の言いなりになるように、時には気持ちを押し付けてしまって叱ってしまったり、睨みつけたりして子供を萎縮させてしまっているのではないでしょうか?


子供がどのような理由で叱られているのか理解していればいいんですけれど、理解できないまま叱られたらどうでしょう。今後、気持ちが抑えられて大人の顔色や意見を聞きながら行動する子供になってしまう可能性があります。


ルールを重んじるあまり大人の理想を押し付けてしまって、子供の気持ちを理解しないことがあると、子供は「いい子症候群」になりがちです。


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◇子供の気持ちを理解しよう


大人は目先の事ばかり考えて、子供の気持ちに寄り添って考えることが少なくありませんか?子供と同じ目線に立ち、子供がどんな気持ちで何を思ったのかを理解してあげる事が大切です。


社会的ルールが必要だと思った時はそのことをどうしてそうなるのか時間をかけてでも教える必要があります。


また、なにか決めなければならないという場面では、大人がササッと決めて道筋を作ってあげるのではなく、子供が自分で選択する機会を作ってあげましょう。


その積み重ねは子が成長と共に学ぶものです。その後の自信や責任感が生まれます。


子供は成長する過程で自分で考え言葉や行動に表していくものです。また人とのコミュニケーションをとることを覚えて、人と交じり合って生活していくのです。


子供が何を考えているのか、まちがっていたら正してあげて、できるだけ考えを尊重して見守ることが大事だと思います。






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