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ヒアリ米国での被害試算額6000億円!最悪なるヒアリの住処とならないために [ニュース]

国内で相次いで見つかっている外来種のヒアリ。その被害はまだ報告はされてはいないが、刺されでもしたら命に関わる事もある恐ろしい外来種ヒアリだという事は、もう皆が知っている事です。


強い毒性を持つヒアリですが、もし日本に定着しても病院が多い日本では命に関わるような事は低いだろうと、ヒアリの生態に詳しい昆虫学者がそのような見解を示した。すでにヒアリが定着している台湾でも死亡例は報告されていないということです。


ヒアリ.jpg
 

それでもヒアリが怖いのは経済的被害が莫大となる事にあるらしい。まず大きいのは電気系統の被害が不安だという。発電、変電所などに巣を作り、基盤に入ってショートさせ停電を招いたり、といった事が米国では実際起こっています。


もちろん屋外で従事する人への影響も深刻ですが、畜産物への影響も考えられます。乳牛が刺されれば、ストレスがかかって牛乳の出が悪くなり、鶏が刺されれば鶏卵を産まなくなります。このような事から米では経済的被害額は日本円にして5000億~6000億円にもなるとの試算もあります。


それに公園に入るのも躊躇しなければならなくなるかもしれない。今はコンテナ付近から女王アリが発見されているが、飛んで他の場所が住処となったら、たちまちヒアリの生息域が広がっていくだろう。


庭いじりをしたり、芝生の上で寝転んだり、子供を連れて公園にも連れて行けなくなるかもしれない。ヒアリはもともと明るい環境を好み生息すると言われています。人間の身近な場所で生息するアリなのでどこから出てきても不思議ではないのかもしれません。


日本国内で最初に発見されたのは5月26日中国・南沙港から貨物船で運ばれ、神戸港の陸揚げ後、兵庫・尼崎市に移送されたコンテナの中にいた。約500匹のヒアリの中には複数の女王アリが潜んでいた。その後次々と各地からヒアリが見つかり、環境省では全国68港で生息調査を始め、毒入りのエサによる駆除を開始した。


環境省では「ヒアリが見つかったのは、一般の人が入れない港湾区域のコンテナ内や倉庫など限定的な地域で、まだ定着していない。刺されても重症化する例は少ない」と冷静な判断。「ヒアリは刺激を与えると攻撃してくるので、絶対触らないこと。もしアリ塚を見つけたら近寄らないこと」と注意を呼び掛けている。






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