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更年期世代の女性の悩みのいびき、いびきは睡眠を妨げる [健康]

最近いびきに悩む女性が増えているそうです。いびきは更年期を迎えた女性に多く見られる症状です。加齢とともに女性ホルモンが減る事が原因になっていることもあります。


まず、いびきというのは気道の振動音です。日本人女性はあごが小さく骨格も小さいためであります。そして、加齢とともに女性ホルモンのプロゲステロンが減少してくると喉元の筋肉のハリがなくなり、気道が狭くなっていびきをかいてしまうのです。


自分では気づくことができないと思いますが、家族から言われて初めて自分がいびきをかいている事を知ることになります。更年期世代になっていびきをかきはじめたという人がけっこういます。


いびき.jpg
 






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■いびきをかくことで体への影響は


いびきをかいている姿を見ると、なんだかとても気持ちがいいように、ぐっすりと熟睡しているようにも見えますが、その影響は、脳への酸素量が低下しているんです。ぐっすり眠れているようでも、眠りが浅く、疲労は回復していません。


このいびきこそが慢性疲労の原因になっているのです。だから、朝、「なんだか怠い」「寝た気がしない」「スッキリ感がない」といった症状に悩まされてしまうのです。


特に仰向けで寝ている人ほどいびきをかきやすくなっています。仰向けで寝ていると、舌の根元や喉の筋肉が重力によって喉の方に垂れやすくなります。そうなる事で空気出入り口でもある気道が狭くなってしまうのです。


気道が狭くなることで酸素が届かず、脳が低酸素状態になってしまうのです。そうなると脳に酸素が十分に行き渡らなくなります。そこで自律神経が働いて、心拍数や血圧を上げる事となります。


一日の疲れを取るために睡眠があるわけですが、睡眠中にもかかわらず、自律神経は休むことなく、ただただ働きっぱなしな状態になっています。また、横隔膜筋にも過大な負荷がかかってしまっているのです。


いびきを止めるには、また音がどこから出ているのか調べなければなりません。喉からの場合、のどちんこが大きい人、扁桃腺が腫れやすい人、またベロが大きい人などが該当します。


鼻から音が出ている場合、軽い人では点鼻薬で改善する場合もありますが、重症な場合は手術をする必要があるかもしれません。


喉の場合も、軽い人ではマウスピースを使用します。重症な場合は気道を広げる手術をします。


肥満気味な人も上気道の内側が狭くなってしまうので、いびきをかきやすくなります。痩せたら「いびきが治った」という人も結構います。



■いびきチェック


・朝起きた時に疲れが取れない
・寝ても寝ても眠い
・夜中に苦しくて目が覚める
・目が覚めた時に喉が渇いている(または痛い)
・トイレに起きるようになった



■横向きになって寝る


横向きになるといびきはかきにくくなります。横向きになるだけで気道が狭くなりにくくなります。空気の通りがよくなりますので、呼吸が楽になり安眠が期待できます。


横向きに寝るには枕も硬めなものを選びましょう。抱き枕もいいでしょう。楽に横向きで眠れてとても寝やすくなると思います。



■おわりに


女性にいびきが多い、多くなるということを知って驚きました。中高年以降は慢性疲労の原因になっています。疲れがなかなかとれない、家族にいびきをしていると言われて困っているのであれば睡眠時無呼吸症候群を発症しているのかもしれません。


もしも、朝起きると頭痛がするとか、日中強い眠気を感じるなどの症状があるのならば、まずは病院に行って検査を受ける事をおすすめします。






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