子供のおねしょと大人の夜尿症の違いを調べてみました [健康]
意外に多い大人のおねしょ、悩んでいる人も多いと思います。なので今回はちょっとだけ調べてみました。
加齢によるものや病気のためにオムツをして寝る人が、寝ている間に漏らしてしまう事とは別もので、成人を過ぎても男性でも女性でもおねしょで悩んでいる人は100人~200人の1人の割合で存在するというデーターがあります。
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おねしょと夜尿症の違い
夜寝ている時の無意識な状態で排尿してしまうおねしょ。では、なぜ「おねしょ」「夜尿症」と言い方が違うんでしょうか?
それは幼児期の1歳~5歳位までの子供がする夜尿を「おねしょ」と呼び、それ以降は(小学校入学後)夜尿と呼び、毎日や時々する夜尿、お薬を使って治療している場合、病気としてみる事を夜尿症といいます。
思春期までは男性に多く、思春期を境に成人まで今度は女性の方が多くなってくると言われています。
いつもはやらないんだけど、突然夜尿の経験を1回だけしちゃった・・・したという人はこのデーターには入っていません。
しかし正確なデーターが残っていない、わからないというのが現状で、病気としての認識が低かったり、病院に行くのが恥ずかしくて受診することをためらったりで、家族間の内緒ごととして諦めたりで、表面上に現れないという患者さんが多いのではないかと推測します。
?子供のおねしょと大人の夜尿症
おねしょはだいたい3、4歳で落ち着き、小学校入学の頃には消失するといわれていますが、子供に見られる夜尿は先天性のものか関係しているようです。
夜尿をしてしまう約9割の子供達は両親が同じく夜尿症の確率が高く遺伝とも言われています。
夜、本来してはいけないところで「おねしょ」または「夜尿」をしてしまう場合に、1,2回しただけでは夜尿症とは言いません。
成人の場合お酒を飲み過ぎて泥酔状態になり起きた時にはビックリという人もいるはず、しかしそれはアルコールの影響で排尿の抑制が出来なくなっているだけです。夜尿症とは言いません。
目安として6、7歳ぐらいから1ヶ月に数回以上夜尿が続いた場合夜尿症と言われているようです。
大人の場合大きなストレスがかかったときに起きます。
それはストレスがかかり自律神経が乱れることにあり、とのことにより就寝中に分泌される抗利尿ホルモンの分泌が抑制され、尿の生産量が増加して結果夜尿をしてしまうことがあります。
おねしょの一次性二次性とは
おねしょには一次性と二次性があります。一次性は幼少期から続いているもので二次性は一時期よくなっていたのが、半年後~数年後に間をおいて再発した場合をいいます。
この二つの比率は一次性が80~90%と高く、二次性は10~20%とあまり多くはありません。
排尿をコントロールするには
女性は妊娠、出産をすると体にダメージを受けてしまいます。
お産を経験することで骨盤底が損傷し、しっかりと尿道を閉塞することができなくなるそうです。
夜尿症対策は尿漏れ対策と同じように骨盤底の筋肉を鍛えることが近道のようです。
まとめ
夜尿症の一番の要因はストレスです。ストレスをため込まない生活を心がけましょう。大人になってのおねしょは精神的にダメージを受けるかもしれませんが、もし続くようなら焦ったりせず生活習慣を見直して、また病院で相談するのもいいですね。
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