さんまのわたは万能わたごと食べる!驚きの栄養成分とは? [健康]
秋を代表する魚と言えばさんまです。旬のさんまはなんといっても脂がのっているから美味しいですよね。さんまの料理方法はいろいろありますが、手軽で簡単にできる「さんまの塩焼き」が一番!ではないでしょうか^^
ところでみなさんは、さんまの内臓を食べられますか?あの苦さの中には栄養が満点なんです。
そこでさんまの内臓の栄養について調べてみました。
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■さんまのわたは食べられます
ズバリ!さんまには胃袋がありません。動物性プランクトンしか食べない事や、胃と腸がなく消化管が1本の長い管になっているだけなので、さんまが食べたものが体内に溜まらず排出されるようにできています。消化時間も30分とものすごく短いのです。食べたものが体内にいる時間が短いという事から、さんまのわたは苦みはあっても食べて差し障りない苦みとなっているのでしょう。
■さんまのわたに寄生虫?
さんまのわたには時々2、3センチ程度の赤い糸のような虫がついているときがあります。この虫は「ラジノリンクス」という寄生虫です。人間に寄生することがない虫ですから食べても問題はありません。気になる人はわたを取って食べて下さい。
■さんまの栄養成分
【わた】
・カルシウム
・鉄分
・ビタミンA(レチノール)、B12、D
・鉄分
・ビタミンA(レチノール)、B12、D
レチノールにはビタミンAが豊富に含まれていて、お肌のコラーゲンを増やしてくれる働きがあります。はりや美白、たるみなどなどの改善をしてくれます。また、皮脂の分泌調整などニキビ予防にもなります。
ビタミンB12は赤血球の生成に必要なビタミンで「赤いビタミン」と呼ばれています。鉄分と一緒に摂る事で貧血の予防になります。身の方にも含まれますが、やはりわたに豊富に含まれていますので、朝礼などで倒れやすいお子さんや妊婦さんなど、さんまをまるごと食べるようにするといいですね。
ビタミンDは骨を丈夫にしてくれる栄養素ですが、そのほかにも代謝アップしてくれるダイエット効果やお肌のバリア機能をアップする美肌効果に優れています。
【さんまの身】
・DHA、EPAなどの不飽和脂肪酸
・カルシウム
・鉄分
・ビタミン類が豊富
・カルシウム
・鉄分
・ビタミン類が豊富
さんまなどの青魚に豊富に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は脂肪酸の一種です。体にいいのはこの油にコレステロールを下げる働きがあるためです。
DHAは脳の働きを活性化させ記憶力や脳の機能の老化を防止をします。EPAは血液をサラサラに保ち、血液や血管の健康維持に大切なものです。
わたにはもちろんさんま全体が栄養・美容の宝庫となっています。わたと皮には美容成分がふんだんに入っていて、レチノールが豊富なわたとビタミンBが豊富な皮を捨てるのは勿体ないです。新鮮なさんまならわた丸ごと食べれますので、捨てないで是非味わってみて下さい。
※さんまを食べるときは「大根おろし」がなくてはならないでしょう。大根の酵素がさんまのビタミン、鉄分などの吸収にとても活躍してくれます。
■さんまを丸ごと食べましょう!
脳の発達にも良い栄養素がたっぷりと入っていますので、育ち盛りのお子さんにぜひたくさん食べてもらいたいですね。また、二日酔いにもさんまが活躍します。さんまにはナイアシンというビタミンが含まれていてアルコールの分解を助け、タウリンという栄養素が肝臓の働きをよくしてくれます。
美容成分がたっぷり含まれているさんまには、体に良い事がたくさんあります。丸ごと食べて体の酸化を防ぎましょう。油が酸化すると老化に繋がります。そうならないためにも「さんまを丸ごと食べましょう!」
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2017-10-02 23:04
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